put on「着る」とwear「着ている」の違い | スッキリ解決!

put onは着るという「動作」に焦点を当てた言葉です。一方、wear は着ているという「状態」に焦点を当てた言葉です。

具体的な例文を見ながら違いを確認していきましょう。

目次

put onの意味・使い方

put onは着るという動作を表現するときに使います。

例えば、服を着る、帽子をかぶる、メガネをかけるなど、具体的な行動を表現する際によく使われます。

また、put onは化粧をするという意味でも使われます。

具体的な例文を見ながら、put onの使い方をマスターしていきましょう。

put on を使った英語例文

  1. He put on his coat before he left the house.
    「彼は家を出る前にコートを着た」
  2. She put on her glasses to read the menu.
    「彼女はメニューを読むために眼鏡をかけた」
  3. I put on sunscreen before going to the beach.
    「私はビーチに行く前に日焼け止めを塗った」
  4. She puts on makeup every morning.
    「彼女は毎朝メイクをする」
  5. He put on a tie for the job interview.
    「彼は就職面接のためにネクタイをつけた」

上記は、現在形と過去形の例文だけで、進行形の例文は載せていません。

着るという動作は通常は短時間ですので、「(まさに今)着ているところだ」という意味で進行形を使う場面は限定的です。

進行形で使用する場面としては、着物のように身に着けるのに時間がかかる場合や、下記の例文のようにまさに今、着る動作をしているときなどが考えられます。

例:I’m putting on my shoes, I’ll be ready in a minute. 「靴を履いているところです、すぐに準備ができます」

wearの意味・使い方

wearは服やアクセサリーを身につけている「状態」を表現します。

何を着ているか、どんな服装をしているかを表現する際にはwearが適切です。

その他、特定のイベントや場所にふさわしい服装について話すときもwearが使われます。

例: I don’t know what to wear to the party.「パーティーに何を着ていけばいいか分からない」

具体的な例文を見ながら、wearの使い方をマスターしていきましょう。

wearを使った英語例文

  1. She wears glasses all the time.
    「彼女は常に眼鏡をかけている」
  2. He always wears a suit to work.
    「彼はいつも仕事にスーツを着ていく」
  3. I don’t have anything to wear to the party.
    「パーティーに着ていくものが何もない」
  4. She’s wearing a beautiful diamond necklace.
    「彼女は美しいダイヤモンドのネックレスをつけている」
  5. They were wearing matching outfits.
    「彼らはおそろいの服を着ていた」

動作を表すput onと違って、 wearは服などを着ている「状態」を表すので、上記例文の4,5のように進行形を使用する場面が多くなります。

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