レストランに電話で予約を入れる――それだけのことなのに、英語になると急にハードルが上がりませんか?「何時にしますか?」「お名前のスペルをお願いします」「電話番号は?」とテンポよく質問が返ってきて、頭が真っ白…なんて経験、ある人も多いはずです。
今回は、今夜の予約を入れたい男性客と、テキパキ確認を進める女性ホストの電話会話。時間の提案、人数確認、名前のスペル、念のための連絡先、そして「窓際希望は…確約できません」まで、リアルな予約フローがそのまま詰まっています。最後は「スーツ?どこにあるか分からないんですけど」で、緊張がふっとほどける一言も。電話予約で“使える英語”を、ここでまとめて身につけましょう。
ネイティブの英語を自分で使える英語にするDeep Dive Englishです。ネイティブの自然な英語を学びたいけど、それを自分でも使っていいのか迷うときがありますよね。
Deep Dive Englishでは、フレーズごとに「自分で使っても大丈夫か」「カジュアルなのかフォーマルなのか」をタグ付けしていますので、安心して使えます。
音声は次の内容で構成されています。
①ゆっくりスピードでの英語
②日本語でフレーズ解説
③ノーマルスピードの英語が続きます。
音声は全部で10分くらいですので、無理なく学習できます。
英語スクリプト
Host: Good evening, Harbor Grill. How can I help you?
Customer: Hi, I’d like to make a reservation for tonight.
Host: Sure. What time were you thinking?
Customer: Around 7:30, if possible.
Host: For how many people?
Customer: Two, please.
Host: Let me check… We can do 7:45. Would that work?
Customer: 7:45 is fine. Thank you.
Host: Great. May I have a name for the reservation?
Customer: Yes, it’s Kenta Sato.
Host: Sorry—could you spell the first name?
Customer: K-E-N-T-A.
Host: And the last name, Sato—S-A-T-O?
Customer: Yep, that’s right.
Host: Perfect. And a phone number, just in case?
Customer: Sure. It’s 090-1234-5678.
Host: Thank you. Any special requests? A window seat, allergies, anything like that?
Customer: A window seat would be great, if you have one.
Host: I can note that, but I can’t guarantee it.
Customer: No worries.
Host: All set! Reservation for two at 7:45 under Kenta Sato.
Customer: Great. One more thing—what’s the dress code?
Host: Smart casual is fine. No need for a suit.
Customer: Good—because I have no idea where my suit is.
Host: (laughs) I understand. We’ll see you at 7:45.
Customer: Thanks! See you then.
日本語訳
ホスト: こんばんは、Harbor Grillです。ご用件を伺います。
客: こんばんは。今夜の予約を取りたいのですが。
ホスト: かしこまりました。何時頃をご希望ですか?
客: 可能なら7時半くらいで。
ホスト: 何名様でしょうか?
客: 2名です。
ホスト: 確認しますね……7時45分でしたらご案内できます。いかがでしょう?
客: 7時45分で大丈夫です。ありがとうございます。
ホスト: ありがとうございます。ご予約のお名前をお願いします。
客: 佐藤健太です。
ホスト: すみません、下のお名前をスペルでお願いできますか?
客: K-E-N-T-A です。
ホスト: 苗字の Sato は S-A-T-O でよろしいですか?
客: はい、それで合っています。
ホスト: ありがとうございます。念のため、お電話番号もお願いします。
客: はい、090-1234-5678です。
ホスト: ありがとうございます。ご希望はありますか?窓際のお席、アレルギーなど。
客: 窓際だとうれしいです。もし空いていれば。
ホスト: 承りました。希望としてお入れしますが、確約はできません。
客: 大丈夫です。
ホスト: では完了です。7時45分、2名様、Kenta Sato様で承りました。
客: ありがとうございます。もう一つ、服装の決まりはありますか?
ホスト: スマートカジュアルで大丈夫です。スーツは不要ですよ。
客: よかった。僕のスーツ、今どこにあるか分からなくて。
ホスト: (笑)わかります。では7時45分にお待ちしています。
客: ありがとうございます。ではまた。
フレーズ解説
💬 “Good evening, Harbor Grill. How can I help you?”
【フォーマル寄り・使ってOK(接客定番)】
電話の受け答えで超定番。「こんばんは。〇〇です。ご用件は?」の自然な形。
“ How can I help you?” は丁寧で、どんな業種でも使えます。
💬 “I’d like to make a reservation for tonight.”
【丁寧・使ってOK(高頻度)】
予約の鉄板フレーズ。
“I want to” よりも丁寧で、大人っぽい言い方です。
💬 “What time were you thinking?”
【カジュアル丁寧・使ってOK】
直訳より「何時くらいをご希望ですか?」のニュアンス。
店員が自然に使う聞き方です。
💬 “Around 7:30, if possible.”
【丁寧・使ってOK】
“around” で「だいたい」、 “if possible” で柔らかく希望を伝える。
押しつけない感じが出ます。
💬 “For how many people?” / “Two, please.”
【使ってOK(高頻度)】
人数確認の定番。短くて実用的。
💬 “We can do 7:45. Would that work?”
【丁寧・使ってOK】
“we can do 〜” は「〜ならご用意できます」。
“Would that work?” は「それで大丈夫ですか?」の自然表現。
💬 “May I have a name for the reservation?”
【フォーマル寄り・使ってOK】
丁寧な言い方。接客でよく使う “May I have…?”。
予約関連ではかなり頻出です。
💬 “Could you spell the first name?”
【丁寧・使ってOK(電話で必須)】
電話で聞き間違いが起きやすいので、超実用。
spell = スペルを言う。
💬 “Just in case?”
【カジュアル丁寧・使ってOK】
「念のため」という一言。会話に自然に入る便利表現。
“a phone number, just in case?” で「念のため番号お願いします」。
💬 “Any special requests? …anything like that?”
【丁寧・使ってOK】
“special requests” は「特別な希望」。
“anything like that?” は「そういう系の希望ある?」という柔らかい締め。
💬 “I can note that, but I can’t guarantee it.”
【丁寧・使ってOK】
接客のリアル表現。
note = メモしておく / guarantee = 確約する
「努力はするけど約束はできない」の丁寧な言い方。
💬 “No worries.”
【カジュアル・使ってOK】
「大丈夫です/気にしないで」の軽い表現。
目上相手には “That’s fine.” のほうがより無難。
💬 “All set!”
【カジュアル・使ってOK】
「準備OK/手続き完了」。店側も客側も使える便利表現。
💬 “One more thing—what’s the dress code?”
【使ってOK】
「もう一つだけ」→ “One more thing” は定番。
dress code は「服装のルール」。予約やお店確認でそのまま使えます。
💬 “Smart casual is fine. No need for a suit.”
【丁寧・使ってOK】
服装案内の自然表現。
“No need for 〜” は「〜は必要ないです」。
💬 “I have no idea where my suit is.”
【カジュアル・使ってOK】
no idea = まったく分からない(かなり頻出)。
軽い笑いを入れつつ、会話として自然です。
