「すみません、これ…私の注文と違うみたいで…」
レストランでこんな状況になったこと、ありませんか?
本当はちゃんと伝えたいのに、英語だと急に言い出しにくくなったり、相手の気分を悪くしないか心配になったりして、つい曖昧にしてしまう——そんな経験、ある人も多いはずです。
今回のお話は、グリルドチキンサラダを頼んだはずなのに、なぜか目の前に現れたのはグリルドサーモン。困りつつも、丁寧に伝えようとする男性客と、明るく対応する女性店員のやりとりを描いた「注文ミス」英会話です。ところがこの男性客、だんだんそのサーモンの魅力に負けていって…?
ネイティブの英語を自分で使える英語にするDeep Dive Englishです。ネイティブの自然な英語を学びたいけど、それを自分でも使っていいのか迷うときがありますよね。
Deep Dive Englishでは、フレーズごとに「自分で使っても大丈夫か」「カジュアルなのかフォーマルなのか」をタグ付けしていますので、安心して使えます。
音声は次の内容で構成されています。
①ゆっくりスピードでの英語
②日本語でフレーズ解説
③ノーマルスピードの英語が続きます。
音声は全部で10分くらいですので、無理なく学習できます。
英語スクリプト
Server: Hi there! Ready to order?
Customer: Yes, I’ll have the grilled chicken salad, please.
Server: Great choice. Would you like any dressing on the side?
Customer: Yes, balsamic vinaigrette, please.
(しばらくして料理が届く)
Server: Here you go! One grilled salmon with lemon butter sauce.
Customer: Oh—sorry, I actually ordered the grilled chicken salad.
Server: Oh! My mistake. I’m so sorry. Let me fix that right away.
(店員が下げようとする)
Customer: Um… actually, wait.
Server: Yes?
Customer: Is this… salmon? It smells amazing.
Server: It is! It’s one of our most popular dishes.
Customer: I mean… it really does look good.
Server: I can bring the salad instead. Totally up to you!
Customer: You know what? I’ll try the salmon.
Server: Are you sure?
Customer: Yeah. Worst-case scenario, I’ll pretend I ordered it on purpose.
Server: That works! I’ll let the kitchen know. Anything else I can get you?
Customer: Maybe just some extra napkins. I tend to panic-eat when I’m nervous.
Server: Coming right up!
日本語訳
店員: こんにちは!ご注文はお決まりですか?
客: はい、グリルドチキンサラダをお願いします。
店員: いいチョイスですね。ドレッシングは別添えにしますか?
客: はい、バルサミコビネガーでお願いします。
(少しして料理が運ばれる)
店員: お待たせしました!レモンバターソースのグリルドサーモンです。
客: あ、すみません。僕が頼んだのはグリルドチキンサラダなんですが…。
店員: あっ!私の間違いです。本当にすみません。すぐにお持ちしますね。
(店員が料理を下げようとする)
客: あ、ちょっと待って。
店員: はい?
客: これ…サーモンですよね?すごくいい匂い…。
店員: はい!うちでも人気メニューなんですよ。
客: ああ…確かに、めちゃくちゃ美味しそうだ。
店員: サラダに変えることもできますよ。どちらでも大丈夫です!
客: うーん…やっぱり、サーモンにします。
店員: よろしいですか?
客: はい。最悪の場合、「最初からこれを頼んだんです」って言い張ればいいし。
店員: いいですね!キッチンに伝えておきます。他に何かありますか?
客: あ、ナプキンを少し多めに。緊張すると早食いしちゃうタイプで…。
店員: かしこまりました!
フレーズ解説
💬 “Hi there! Ready to order?”
【カジュアル丁寧・使ってOK】レストランで店員がよく使う自然な呼びかけ。
“Hi there!” は温かみのあるフレンドリーな挨拶。
“Ready to order?” は「ご注文お決まりですか?」の鉄板表現。
💬 “I’ll have the grilled chicken salad, please.”
【使ってOK(高頻度)】
注文の最も自然で丁寧な言い方。
“I’ll have 〜.” は注文フレーズとして万能。
例:
I’ll have the pasta.
I’ll have a latte.
💬 “Would you like any dressing on the side?”
【丁寧・使ってOK】
“on the side” = 別添えで
ネイティブがよく使うレストラン表現。例:
Can I get mustard on the side?
💬 “Here you go! One grilled salmon…”
【カジュアル・使ってOK】“Here you go!” は
「どうぞ!」
「お待たせしました」
など、あらゆる場面で使える便利表現。
💬 “Oh—sorry, I actually ordered the grilled chicken salad.”
【使ってOK】注文ミスをていねいに指摘する最も無難な言い方。
“actually” はやわらかい訂正に役立つ。
💬 “My mistake. I’m so sorry. Let me fix that right away.”
【使ってOK】
店員の謝罪フレーズとして自然。
“My mistake.” は軽い謝罪で、会話でよく使われる。
“right away” = すぐに
💬 “Is this… salmon? It smells amazing.”
【カジュアル・使ってOK】“Is this…?” は、驚いたり確認したいときの自然な言い方。
“smells amazing” は「いい匂い!」のポジティブ表現。
💬 “It’s one of our most popular dishes.”
【使ってOK】レストラン店員の定番セリフ。
“one of our most popular 〜” で
「うちでも人気の〜です」と言うときに便利。
💬 “You know what? I’ll try the salmon.”
【カジュアル・使ってOK】“You know what?” は
「やっぱり」「そうだな」
と考えを切り替えるときの自然表現。
💬 “Worst-case scenario, I’ll pretend I ordered it on purpose.”
【カジュアル・理解メイン】笑いを含んだフレーズ。
worst-case scenario = 最悪の場合
pretend = ~のふりをする
💬 “I tend to panic-eat when I’m nervous.”
【カジュアル・使ってOK】“I tend to ~” = 「〜しがち」
panic-eat = カジュアルな造語的表現(“やけ食い/緊張食い”)
💬 “Coming right up!”
【カジュアル・使ってOK(店員用)】店員がよく使う
「ただいまお持ちします!」
にあたる表現。
非常に自然で、レストランでは必ず聞く。
