The Forgotten Anniversary(忘れられた記念日)【フレンズ風シットコムで学ぶ英会話 #11】

2004年に終了した大人気テレビシットコム「フレンズ」。それを現代版としてリメイクした【フレンズ風シットコムで学ぶ英会話】。魅力のあるキャラクターと共に英会話を楽しく学んで行きましょう。

今回の重要表現は、You should have just been honest.「ただ正直であればよかったのに」です。

目次

The Forgotten Anniversary(忘れられた記念日)

レイチェルとロスはカフェでコーヒーを飲んでいます。

Hey Ross, do you remember what day it is today?
ねえ、ロス、今日が何の日か覚えてる?
Oh, uhm… Of course! How could I forget such an important day?
あ、えと...もちろん!そんな大切な日を忘れるはずがないよ
Really? So, what’s special about today?
本当に?じゃあ、今日がどうして特別なの?
Well, you know… it’s that day when we… uh, celebrate that thing we always celebrate!
まあ、君も知っての通り…これは私たちが…えーと、いつも祝ってるあれを祝う日さ!
Ross, you totally forgot our anniversary, didn’t you?
ロス、完全に私たちの記念日を忘れてたでしょ?
No, no, no! I did not forget! I… uh, I just wanted to see if YOU remembered!
いや、いや、いや!忘れてないよ!えーと、君が覚えてるかを確かめたかっただけさ!
Nice try, Ross! You should have just been honest!
いい試みね、ロス!正直でいればよかったのに!
I’m really sorry, Rachel… I guess I should have marked it on my calendar.
本当にごめん、レイチェル...カレンダーに印をつけておくべきだったね。
It’s okay, Ross. But you owe me a nice dinner!
いいわよ、ロス。でも、素敵なディナーをおごってもらうわよ!
Absolutely, anything for you! But… can we have a little hint for next year?
もちろん、君のためなら何でもするよ!でも…来年のためにちょっとヒントをもらえるかな?

今回の重要表現

Do you remember what day it is today?「今日は何の日だか覚えている?」

「Do you remember…?」は、相手に何かを覚えているかを聞く構文です。

「what day it is today」は「今日は何の日」という意味の名詞節です。rememberの目的語になっています。ここでのitは形式主語で意味を持ちません。

Do you remember what day it is…?「何の日だか覚えている?」の例文

  • Do you remember what day it is today? It’s our anniversary!
    今日は何の日か覚えてる?私たちの記念日よ!
  • Do you remember what day it is tomorrow? You promised to help me move.
    明日は何の日か覚えてる?私の引っ越しを手伝うって約束したでしょ?)
  • Do you remember what day it is next week? We have a big meeting scheduled.
    来週は何の日か覚えてる?大事なミーティングが予定されているよ。

How could I forget such an important day?「そんな大切な日を忘れるはずがないよ」

How could I forget such an important day?を直訳すると「どうしてそんなに大切な日を忘れることができたんだろう?」となりますが、ここでは、忘れていないことを強調するための修辞的な手法として使われています。

※レイチェルにDo you remember what day it is today?「今日は何の日だか覚えている?」と聞かれて、Of course! 「もちろん!」と答えていますので、修辞的な手法ということがわかります。

I just wanted to see if YOU remembered!「ただ君が覚えているかを確かめたかっただけ」

「I just wanted to…」は「ただ~したかっただけ」という意味です。justがあることで自分の意図を柔らかく伝えることができます。

「see」は「見る」という意味ではなく、「確認する、確かめる」という意味で使われています。

「YOU」は劣勢に立たされているロスが、「あなたが(レイチェルが)覚えているか?」ということを強調するために大文字にしています。

「if YOU remembered」は従属節です。主節が過去形ですので、時制の一致で過去形になっています。

I just wanted to…「ただ~したかっただけ」の例文

  • I just wanted to make sure you received my email.
    私はただ、あなたが私のメールを受け取ったか確認したかっただけなんです。
  • I just wanted to see if you’re okay after hearing the news.
    そのニュースを聞いて、あなたが大丈夫か見に来たかっただけです。
  • I just wanted to drop by and say hello.
    私はただ、挨拶に立ち寄りたかっただけです。

You should have just been honest!「ただ正直であればよかったのに」

「You should have + 過去分詞」の構文は、過去のある行動や状況に関して、それをすべきだった、という意味を表現するために使われます。日本語訳としては「あなたは~すべきだった」となります。

今回重要表現として取り上げている、You should have justは、justが加わることにより、「あなたはただ~すればよかったのに」という少し柔らかいニュアンスになります。

You should have just…「あなたはただ~すればよかったのに」の例文

  • You should have just told me the truth from the beginning.
    最初からただ真実を教えてくれればよかったのに。
  • If you didn’t want to go to the party, you should have just said so.
    パーティーに行きたくなかったなら、ただそう言えばよかったのに。
  • You should have just asked for directions instead of wandering around lost.
    迷子になって歩き回る代わりに、ただ道を尋ねればよかったのに。

今回の重要語句

  • mark:「印をつける」
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